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- 南大沢地区に導入されたラストマイル交通
研究領域2:インフラ・交通の観光利用に向けた研究とそれを通じた政策・施策提言
地域の観光振興には,それを支えるインフラの存在が欠かせません.中でも交通システムは観光周遊を演出する不可欠な手段です.交通システムの導入とそのサービス仕様・内容の決定には,移動需要の時空間特性をできるだけ高精度に把握する必要があり,そのためには観光客の観光周遊行動のメカニズムの理解が欠かせません.
また,地域では公共交通サービスの維持や新たなモビリティ(自動運転やシェアリングモビリティなど)の導入に向けて,観光のチカラを利用することの期待感が高まっています.
さらに,多様な観光列車の登場に見られるように,交通システムを地域観光資源として捉える動きが進んできています.この動きは,インフラ一般の観光資源としての利用にまで発想が広がってきています.
ツーリズム・モビリティ研究室では,以上の問題意識や状況認識の下で,以下の研究や社会貢献活動を展開しています.
社会貢献
東京における水辺空間活性化と水上交通の展開戦略(東京都)
モノレール延伸プロジェクトを支援する観光交流を軸とした沿線地域づくりの支援(多摩都市モノレール)
道路空間の機能転換による地域の交流活性化戦略(東京高速道路など)
インフラと周辺地域の一貫したストーリーに基づく新しいツーリズムの展開支援(大源太川砂防堰堤,鳴子ダムなど)
研究プロジェクト
科学研究費補助金基盤研究C「行動変容トリガーの提供による近圏域旅行の潜在需要喚起に関する行動モデルの実証研究」(研究代表者:楽奕平芝浦工業大学准教授,2023〜2025年度)
関係する博士論文(D)・修士論文(M)・卒業論文(B)
大規模鉄道駅における案内サインの配置計画策定を支援する接続性評価システムの開発(2025M)
異種交通モード間の連携に立ちはだかる課題の把握-鳥取県東部地域を題材として-(2025B)
空港民営化におけるバンドリング手法の効果に関する研究―北海道エアポート株式会社の事例に着目して―(2025B)
都市人口分布構造と公共交通ネットワークの関係性に関する研究-人口減少社会での都市集約に貢献する定量的な都市の集約方針の提言に向けて-(2025B)
観光地における公共交通乗り継ぎ時の待ち時間の負担感とその軽減方策の効果に関する研究(2024B)
サービス形態に着目した我が国のデマンド交通の類型化とその地域特性に関する研究(2024B)
A Study on Factors for Changes in Travel Behavior by Applying MaaS in Jakarta Metropolitan Area (2023M)
大規模鉄道駅における案内サイン連続性の定量評価方法に関する基礎的研究 – 新宿駅と池袋駅での検証 -(2023B)
経路上でのわかりやすさ・安心感の評価に対するインテグレーション値の適用可能性について-街路ネットワーク特性に応じた歩行時目的地案内の有効性向上に向けて -(2023B)
東京2020オリンピック・パラリンピック開催時の首都圏高速道路ネットワークにおける経路選択行動の分析 - 観光利用が卓越する出入口区間に着目して -(2023B)
日本におけるMaaS実証事業の特徴〜都市特性とサービス形態から見た今後の展開への示唆〜 (2022M)
新幹線延伸地域の都市間交通手段分担の分析 (2022B)
地方私鉄における観光列車の属性別価値についての基礎的研究 (2022B)
経路検索データを活用した自転車関連計画・施策の評価 (2022B)
交通サービス水準と周辺地域の資源による郊外散策路への公共交通利用促進の可能性 (2021M)
サイクルツーリズムにおける立ち寄り行動の傾向の分析-奥多摩、青梅地域を事例として-(2020B)
地方観光地における観光客向けライドシェアサービス成立可能性評価に向けた考察-八ヶ岳観光圏をケーススタディとして- (2020B)
観光客の地域内モビリティサービスに対する支払意思額の要因分析(2019M)
整備新幹線開業時の並行在来線スキームが地域住民の鉄道利用時サービス水準評価に及ぼす影響の実証的分析 -新潟県上越市とその周辺地域を対象に-(2019B)
谷中霊園における緑資源の現状把握と管理手法の検討-住民・観光客の視点に着目して-(2019B)
プローブデータを活用した訪日外国人の都市間移動時の旅行時間に関する実態分析(2017M)
交通アクセシビリティが観光地の集客数に及ぼす影響の分析~モバイル空間統計を利用した全国比較を通じて~(2017B)
コミュニティーサイクルの散策利用特性の分析~ロンドンCycle Hire Statisticsの利用OD時刻情報からの推計~(2016M)
観光地での滞在時間延長が高速道路の渋滞緩和をもたらすか?~プローブデータを用いた観光周遊行動分析を通じて~(2016M)
資源対象の可視条件による観光周遊行動の差異の分析~富士五湖エリアのプローブデータを利用して~(2016B)
SL運行を軸とした観光振興に関する研究~秩父鉄道沿線地域を対象として~(2016B)
インフラツーリズムにおける観光資源とその特性に関する研究(2016B)
地域の地産地消政策を実現する輸送システムに関する基礎的研究~新潟県佐渡市を事例として~(2015M)
高速道路におけるヒト・動物の交通事故要因分析~マレーシア・ジョホール州Senai Desaru Expresswayを対象に~(2015B)
集中度指標を用いた東京の高速バス路線網の実態分析(2014B)